車の買い取りを行う際に用意する売買契約書とは
売買契約書とは、買主側と売り主側の売買においての取り決めが明確に記されている書類です。
車の売買は、取引の中でトラブルも起きやすく、慎重に進める必要があります。
特に、口約束が原因でトラブルに発展してしまうケースが多いため、車の売買契約は書面での進行が基本です。
また、売買契約書は買取業者側が準備するため、買取業者によって若干契約内容に違いがあります。
多くの場合、買取業者側に有利になるよう作成されておりますので、買い取りを検討している方は、契約書面の内容をしっかりと確認するようにしてください。
売買契約書で確認すべき項目
以下の項目は、基本的にどの売買契約書にも書かれており、重要な部分です。
読んでいなかったというトラブルを起こさないためにも、しっかりと確認しておきましょう。
具体的に確認すべき項目は以下の9つです。
- 1.車の基本情報
- 2.車両の引き渡しに関する条件
- 3.諸費用を含めた売買金額
- 4.金額の支払い方法や支払い時期について
- 5.車両の名義変更
- 6.修復歴の申告
- 7.契約キャンセルの可否
- 8.売買契約後の契約解除
- 9.特約事項
車の基本情報
今回の売買契約書の基本情報としては、以下の情報があります。
- ・車名
- ・登録番号
- ・車体番号(車を特定するための番号)
- ・型式
- ・年式
- ・走行距離
- ・車両状況
車両状況を記載する箇所に関して、査定金額に影響するものの、嘘をつかず誠実に記載することが重要です。
契約条項第5条に記載されていますが、虚偽の記載や誤記入、記入漏れの責任は契約者が負うことになります。
また、契約条項第5条4項により、契約者は誤った記載があった場合、速やかに買主側にその旨を報告し、訂正する必要があるので注意しましょう。
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